腹腔鏡下手術ビデオ

腹腔鏡下胃切除術 皮切写真

腹腔鏡下胃切除術 皮切写真5mmが3カ所、10mmが2カ所。臍部を縦に4~5cm小切開して切除した胃を取り出します。

胃癌に対する腹腔鏡下胃切除術

胃癌は粘膜にとどまる早い段階で発見されると内視鏡(胃カメラ)で切除(ESD:Endoscopic Submucosal Dissection)出来ます。
しかし粘膜より深く粘膜下層に進展すると、リンパ節転移の可能性を考慮する必要があり胃切除とリンパ節郭清を行います。
吻合はRouex en Yで行いエントリーホールは鏡視下で縫合します(完全鏡視下胃切除)。

鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡下手術(TAPP)

鼠径ヘルニアに対する腹腔鏡手術(TAPP;transabdominal preperitoneal approach) は臍部(縦に12mm切開)と5mmの傷が2カ所で手術を行います。
通常の手術より傷が小さいので術後の痛みも少ない傾向があります。
また腹腔内から観察できるのでヘルニア門の同定が容易であり、メッシュの固定も精度が高い手術が出来るのではないかと感じています。

急性壊疽性穿孔性虫垂炎に対する腹腔鏡下虫垂切除術

急性虫垂炎は,小骨盤へ落ち込んだり後腹膜へ癒着すると難易度が高くなります。
開腹手術ではこのような場合傷が大きくなります。
腹腔鏡手術では小さな傷で出来るだけでなく­、骨盤腔の深い術野も拡大視出来るのが大きなメリットです。
しかし開腹手術のように手で触れる感覚が生かせずに、鉗子で手術をすすめるので、慣れていないと腹腔鏡手術で完­遂するのは困難です。
本例は小骨盤内へ落ち込み癒着・穿孔しており先端は卵管采にまで癒着していたので、先行して虫垂根部を結紮切離しました(laparoscopic retrograde appendectomy) またこのように炎症の強い虫垂炎でも、腹腔鏡手術では袋に入れて虫垂を取り出すので腹壁感染のリスクを減らすことが出来るのも腹腔鏡手術の利点ではないかと思います。

腹壁瘢痕ヘルニアにたいする腹腔鏡手術

腹壁瘢痕ヘルニアは、開腹手術のときの手術創(開腹手術の傷跡)が薄くなり内蔵(腸管や大網など)が脱出して皮膚を押し上げるものです。
治療は手術で薄くなった部分(ヘルニア門)を人工の膜で補強しますが、腹腔鏡手術で行えば5mmの穴が2カ所と臍部を縦に12mm切開するだけで施行できます。

直腸脱に対する腹腔鏡手術 Wells法

直腸脱の手術は肛門からの手術(Gants三輪、PHSなど)と腹腔内からの手術があり、根治性は腹腔内からの方が高いが負担が大きいとされます。
腹腔鏡手術は腹腔内からの手術なので根治性が高い上に傷が小さいので傷の痛みなどの負担は軽減され、小さな負担で根治性が高い手術が出来るので優れた術式ではないかと思います。

手術・治療ビデオ

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