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診療科について

【当院のご案内】

吉川中央総合病院
電話番号:048-982-8311
外来受付時間
月~金:8:00~17:00まで
土:8:00~12:30まで

診療科によっては受付と診察を行っていない時間帯もございますので、事前にご確認下さい。

所在地
〒342-0056 埼玉県吉川市平沼111
TEL:048-982-8311
FAX:048-981-2062

回復期リハビリテーション

回復期リハビリテーション病棟とは

回復期リハビリテーション病棟とは、脳血管疾患・大腿骨頚部骨折などの患者様に対して、ADL(日常生活活動)能力の向上による寝たきりの防止と家庭復帰を目的とした集中的なリハビリテーションを受けることができる病棟です。
患者様ごとのリハビリテーションプログラムに基づき、医師、看護師、介護福祉士、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士等が、共同で集中的なリハビリテーションを提供いたします

回復期リハビリテーション病棟の区分について
看護師やリハビリスタッフの人数、重症患者の割合やリハビリテーションを受けられる時間や種類によって6段階の病棟基準に分けられています。
当院では「回復期リハビリテーション病棟入院料1」を取得しております。

回復期リハビリテーション病棟 施設基準
  入院料1 入院料2 入院料3 入院料4 入院料5
医師 専任常勤1名以上
看護職員 13対1以上
(7割以上が看護師)
15対1以上
(4割以上が看護師)
看護補助者 30対1以上
リハビリ専門職 専従常勤の
PT3名以上

OT2名以上、
ST1名以上
専従常勤の
PT2名以上、
OT1名以上
社会福祉士 専任常勤1名以上
管理栄養士 専任常勤1名 専任常勤1名の配置が望ましい
リハビリ計画書の
栄養項目記載
必須 管理栄養士が
配置されている場合:
実施することが望ましい
第3者評価 受けている
ことが
望ましい
受けている
ことが
望ましい
データ提出加算の届出
休日リハビリ
テーション
新規入院患者
のうちの、
重症者(*1)の割合
4割以上 3割以上  
新規入院時重症者
であった患者に
おける退院時の
日常生活機能評価
()内は、FIM総得点
3割以上が4点
(16点)以上改善
3割以上が3点
(12点)以上改善
自宅等に退院する割合 7割以上
リハビリテーション
実績指数
40以上 35以上
点数 2,129点 2,066点 1,899点 1,841点 1,678点
※()内は生活療養を
受ける場合
(2,115点) (2,051点) (1,884点) (1,827点) (1,664点)

*1 日常生活機能評価10点以上又はFIM総得点55点以下

当院の特徴

・病床数54床
・専従のリハビリテーション科医師がいる
・365日、1日あたり最大3時間のリハビリ提供
・土日・祝日も平日と同様のリハビリ体制
・退院後の継続的なリハビリも提供可能
 (外来リハビリ、訪問リハビリ、通所リハビリ)
・入棟時から多職種で、患者様に対応
・入院早期より、生活を想定したリハビリを提供
・季節を感じられるレクレーションの実施

対象疾患 入院期間
1.脳血管疾患、脊髄損傷等の脳・神経疾患 150〜180日
2.大腿骨・骨盤、脊椎等の骨折 90日
3.外科的手術又は肺炎等の治療時の
安静により生じた廃用症候群の有する状態
90日
4.大腿骨、骨盤、脊椎等の神経、筋、靭帯損傷後 60日
5.股関節、膝関節の置換術後 90日
6.急性心筋梗塞、狭心症発作等の心大血管疾患 90日

※6.心大血管疾患については、施設基準が整っていないため受け入れはありません

常勤医師

リハビリテーション科

関根 千晶(せきね ちあき)
東京女子医大卒
日本リハビリテーション医学会 リハビリテーション専門医
日本リハビリテーション医学会 指導医
日本リハビリテーション医学会 認定臨床医
日本整形外科学会 整形外科専門医
回復期リハビリテーション病棟専従医師
医療安全管理者

リハビリテーション専門研修施設であり、リハビリテーション専門医・専門研修指導医が常勤でいます。運動器や脳・神経疾患など様々な分野でのリハビリテーションに対応できます。
状態に応じて、整形外科・内科・脳外科など連携したリハビリテーションを行うことができます。

整形外科

病院長 阿部 哲士(あべ さとし)
浜松医科大学卒
帝京大学医学部整形外科学講座客員教授
日本整形外科学会専門医
日本癌治療認定医機構 がん治療認定医
ICD制度協議会インフェクションコントロールドクター
日本骨関節感染症学会 理事(ICD制度担当)
日本整形外科学会骨・軟部腫瘍医
日本整形外科学会 脊椎脊髄専門医
回復期リハビリテーション病棟専従医師

整形外科

部長 碓井郁夫(うすい いくお)
山梨大学医学部卒
日本整形外科学会専門医
日本関節鏡学会
回復期リハビリテーション病棟専従医師

入院・転棟~退院までの流れ(例)

入院相談

紹介元医療機関様より、お電話にて「患者・家族支援課」へ入院のお問い合わせをお願い致します。

TEL:048-971-8116(部署直通)

診療情報提供書、看護サマリー、リハビリサマリー、検査データ一等をFAXでお送りください。
当院書式もございますのでご利用ください。

診療情報提供書ADL表 FAX:048-982-8315(部署直通)

病棟担当医師、看護師、医療相談員等の入院判定会により協議をし、ご入院の受入れ可否の結果を、担当の医療相談員よりご紹介元医療機関様へご報告させていただきます。

ご入院の決定およびご入院日につきましては、後日担当の相談員より、ご家族様へご連絡をさせていただきます。なお、病棟によってはご入院までに待機期間が必要となります。

入院・入棟

入院・入棟日より各担当者が、まず安心した入院生活を送って頂けるよう多職種にて身体機能の確認・ADL状況の確認・情報収集を行います。
これらの評価を行うために、入棟当日よりリハビリを開始させて頂きます。

家屋調査

患者様の自宅での生活を想定したリハビリ・目標設定・退院後の環境設定のアドバイス等を行なわせて頂くために、入棟後7日以内に家屋調査を行わせて頂くことがあります。
※ご家族様の理由で家屋調査を行えなかった場合、ご家族様に家屋の状況を写真や段差の高さ等の計測をお願いすることもあります。

リハビリ

入院・入棟当日よりリハビリを開始します。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等、チームアプローチで患者様に関わらせて頂きます。

回診

病棟カンファレンス

多職種にて、患者様の現状を情報共有し、今後の目標や目標に向けての多職種の関わり方を検討していきます。
※整形カンファレンス週1回、脳外カンファレンス月2回実施しています。

担当者会議実施

患者様やご家族様に、患者様の現状の状態、今後の展望を病院スタッフにてお伝えします。
お伝えした上で、今後の方向性や目標、退院に向けて必要となる練習のすり合わせを行います。

担当者会議実施

日常生活動作の評価

退院後の生活を見据えて、屋外歩行・入浴・調理等の日常生活動作の評価を実施します。
必要性に応じて、買い物練習・公共交通機関の利用練習なども行うこともあります。

調理練習

調理練習

入浴練習

入浴練習

屋外歩行練習

屋外歩行練習

必要時、介護指導、同行外出、外泊訓練実施。

必要時、退院前にご家族様向けに退院後必要な介助指導(おむつ、褥瘡予防のポジショニング)を行うこともあります。
実際に患者様と自宅にリハビリスタッフと訪問、または患者様が外泊し、動作の確認を行うこともあります。

退院

退院後、必要時、外来・訪問・通所リハビリ実施

一日の過ごし方(例)

時間  
7:00 起床
7:30 朝食
8:40 着替え・歯磨き
8:50 リハビリ(理学療法士)
  リハビリ(理学療法士) リハビリ(理学療法士)
11:00 病棟リハビリ
  病棟リハビリ
11:30 食事・歯磨き
  入院中の食事
13:00 リハビリ(作業療法士)
  リハビリ(作業療法士)
14:30 レクレーション(創作活動)
  レクレーション(創作活動)
16:00 リハビリ(言語聴覚士)
  リハビリ(言語聴覚士)
17:00 着替え
18:00 食事・歯磨き
21:00 就寝

イベント(夏祭り、クリスマス会)※現在は、コロナウイルス対策の為、中止しております。

夏祭り

夏祭り

クリスマス会

クリスマス会

施設紹介

有料個室

有料4人室 準個室

大部屋

談話室

機械浴(チェアー浴)

機械浴(ストレッチャー浴)

個別浴槽

多機能浴槽

トイレ

ランドリー

売店

2022年度実績

主な疾患例
脳血管:脳梗塞、脳出血、急性硬膜下血腫、正常圧水頭症など
運動器:大腿骨頸部骨折、圧迫骨折、人工股関節、人工膝関節など
廃用:誤嚥性肺炎など