吉川中央総合病院の取り組み

吉川中央総合病院では、「患者さま中心の質の高い医療」を病院理念に掲げ、「安全な医療」「24時間救急医療に対応すること」「インフォームド・コンセントに基づいた医療を提供すること」「チームで医療と看護を行うこと」「医療連携を推進し、地域医療に貢献すること」「在宅ケアを積極的に推進すること」「質の高い緩和ケアを提供すること」「当院の臨床倫理方針に基づいた医療を提供すること」を目指すことが、私たちの使命であるという考えから、2015年（平成27年）に病院機能評価を受審し、認定されました。

病院機能評価とは

病院が質の高いサービスを提供するための支援を目的に、(財)日本医療機能評価機構が第三者機関として中立的な立場で医療機関を評価している認定制度です。

評価基準

病院機能評価は、評価基準（評価項目）に照らして、複数の評価調査者(サーベイヤー)が病院の機能を評価する、いわゆる第三者評価です。訪問審査では、約1日～2日の訪問審査（書類確認、面接調査、部署訪問）を行っています。また、この訪問審査の実施前には、書面による審査を行い、書面審査と実際の訪問審査により収集した情報をもとに、評価部会、評価委員会の審議を経て認定か留保(改善すべき事項を示して認定証は発行しない)が決定します。
病院機能評価の主な目的は、病院の機能で不備がある場合に、これを改善要望事項として具体的に示し、病院の機能の改善に努め、医療の質の向上に役立てていくことです。
なお、留保となった場合は、改善要望事項につき改善した段階で再審査を受け、改善が確認された場合には、認定証が発行される仕組みとなっています。