部門紹介
【当院のご案内】
- 吉川中央総合病院
- 電話番号:048-982-8311
- 外来受付時間
-
月~金:8:00~17:00まで
土:8:00~12:30まで診療科によっては受付と診察を行っていない時間帯もございますので、事前にご確認下さい。
- 所在地
- 〒342-0056 埼玉県吉川市平沼111
TEL:048-982-8311
FAX:048-981-2062
薬剤科
業務内容
-
調剤薬局やドラッグストアだけでなく病院にも薬剤師がいます。
当院では、19名の薬剤師がおり、患者さんが安心して治療を受けられるよう、薬の専門家として医師や看護師をはじめとする医療従事者と協力して業務を行っています。
ここでは、当院で行っている業務を紹介します。 - 調剤業務
-
私たち薬剤師の業務の基本となるのが調剤業務です。
調剤というと薬を取り揃えるというイメージが強いかもしれませんが、それだけではありません。
まず、処方内容が患者さんの年齢や体重、体質(アレルギー、副作用歴など)、生理機能(腎機能や肝機能)に合っているか、飲み合わせや配合、投与方法に問題はないか等を確認します。(処方監査)
ここで疑わしい点を見つけたら、医師に確認を行います。
次に監査された処方箋に基づき、飲み方や保存方法等が記載された薬袋を作成、薬剤を取り揃え、必要に応じて軟膏の混合や錠剤の一包化などを行います。そして、取り揃えされたものが正しく調剤されているかを確認(調剤鑑査)し、患者さんの元に渡ります。
患者さんへの情報提供や、使用後の情報収集等までが実は調剤業務に含まれています - 医薬品情報管理業務(DI業務)
-
薬剤の情報は新薬のことだけではなく、既存の薬についても毎日のように新しい情報が追加されていきます。
常に最新の情報へ更新し、患者さんや医療スタッフが理解しやすいように収集した情報を分析、加工し伝達していくのも薬剤師の重要な業務の一つです。
薬剤科内でも毎週カンファレンスを行い、新しい情報の共有を行っています。 - 無菌製剤
-
注射薬は直接体内へ入るため、衛生的な管理が求められます。
その中でも高カロリー輸液と呼ばれる栄養分をたくさん含む輸液は細菌が繁殖しやすいため、無菌状態を保つクリーンベンチと呼ばれる特別な部屋で衛生的な手順をもって調製しています。
また、抗悪性腫瘍薬(抗がん剤)の調製においては安全キャビネットと呼ばれる無菌的かつ調整者の曝露を防ぐ特別な部屋の中で調製を行います。 - 薬品管理業務
-
薬剤の品質を保ち、安定して供給することも薬剤師の重要な業務の一つです。在庫量及び有効期限を把握し、日々変動する薬剤の使用状況に合わせて在庫管理を毎日行っています。
- 病棟業務
-
入院中の患者さんのベッドサイドに訪問してお薬の説明や副作用の確認を行っています。病棟業務は病棟にいる間だけではなく、患者さん毎の記録を作成し、患者さんの状態や検査値などから薬物治療が安全に行われているかの評価を行い、必要に応じて医師に提案を行っています。
また、院内のカンファレンスやチーム活動にも参加し、多職種と連携して患者さん一人一人に合った最善の治療を提供できるよう努めています。 - チーム医療
-
- 各病棟カンファレンス
- 栄養サポートチーム
- 感染制御チーム
- 褥瘡対策チーム
- 緩和ケアチーム
- 在宅訪問業務
-
病院に入院している患者さん以外にも患者さんのご自宅を訪問してお薬のセットや薬剤管理を行っています。患者さん本人やご家族様に対してお薬の説明や副作用の確認を行い、日頃の困りごとなどの相談にも耳を傾け、往診医や訪問看護師、ケアマネージャー等と情報共有を行い、患者さんにとって最適な薬物療法ができるようサポートしてます。
薬剤科概要(2025年4月現在)

- 患者さんをはじめ多職種から信頼される薬剤師を目指して
当院薬剤科スタッフは患者さんだけでなく、自分たちも笑顔でいられることを心掛け働いています。
薬剤科内でも様々なチームがありますが、チーム内はもちろんチームの垣根を越えて、誰かが困った時は手を貸し、お互いにフォローし合っています。
共に助け合い、共に高め合い、共に成長し続けていきます。
気になる事があればいつでも遠慮なくご相談ください。
患者さんが安心して薬物療法を受けられるよう、自己研鑽にも励み、認定資格の取得や学会発表等も積極的におこなっています。- 認定資格取得者
-
感染制御認定薬剤師 1名 栄養治療専門療法士 1名 栄養サポートチーム(NST)専門療法士 3名 周術期管理チーム認定薬剤師 1名 糖尿病療養指導士 2名 医療情報技師 1名 骨粗鬆症マネージャー 1名 急性期ケア専門士 1名 公認スポーツファーマシスト 2名 認定実務実習指導薬剤師 3名 日病薬病院薬学認定薬剤師 3名 職員数 薬剤師:19名
(パート1名)
事務:1名処方箋枚数 入院:2193枚/月
外来:85枚/月
院外処方箋:5500枚/月注射処方箋枚数 3745枚/月 高カロリー輸液調製件数 458件/月 外来化学療法調製件数 20件/月 服薬指導件数 888件/月 訪問薬剤指導件数 12件/月 採用薬剤数 内服・外用: 610品目
注射: 315品目