診療科について
【当院のご案内】
- 吉川中央総合病院
- 電話番号:048-982-8311
- 外来受付時間
-
月~金:8:00~17:00まで
土:8:00~12:30まで診療科によっては受付と診察を行っていない時間帯もございますので、事前にご確認下さい。
- 所在地
- 〒342-0056 埼玉県吉川市平沼111
TEL:048-982-8311
FAX:048-981-2062
緩和ケア科
緩和ケアとは
がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み・倦怠感などの様々な身体的症状や、落ち込み・悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。
「緩和ケア」はがんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛を和らげるためのケアです。(日本緩和医療学会HPより)
緩和ケア科医師として、緩和ケア外来、緩和ケア病棟を中心にがん緩和ケアに携わっている篠原と申します。緩和ケアは、まず痛みなどの体のつらさを和らげます。そして、気持ちのつらさや支えてくれるご家族の不安にも対処し、これから「自分らしく」過ごすためにはどうしたら良いかのお手伝いをします。これらの問題は、がんと診断された当初から生じることがあります。緩和ケアにおいて終末期医療は大切な部分ではありますが、それだけではありません。
本来、緩和ケアは命に関わるご病気の方全てに必要ですが、当科ではがんに限って対応しています。
当院の緩和ケア外来には、抗がん剤治療などのがん治療と並行して受診される方や、自宅で過ごしながら訪問診療と並行して受診される方など、さまざまな方が受診されます。必要に応じてがん治療の主治医、あるいは訪問診療医の先生方と連携を取っています。
緩和ケア病棟では、緩和ケア外来を受診中で入院治療が必要になった方、訪問診療を受けつつ自宅で過ごしていて入院が必要になった方、あるいは他院に入院中で当院への転院を希望される方を主に受け入れています。14床と小規模ですが、この地域での役割を果たせるよう、医師、看護師をはじめ色々な職種のスタッフがチームとなって対応しています。
もし何かつらいこと、気がかりなことがありましたら、是非ともお話を聞かせてください。つらさを和らげ、楽に過ごせるように、一緒に考えていきましょう。
当院の緩和ケアについてのお問い合わせは、お電話(患者家族支援課)、情報は、ホームページ、twitter(吉川緩和ケア、@Yoshikanwa)、facebookをご覧ください。
医師紹介
副院長篠原 浩一(しのはら こういち)
- 1982年 自治医科大学卒
- 日本外科学会認定登録医、認定医
- 日本消化器病学会消化器病専門医
- 日本医師会認定産業医
- 略歴
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宮崎県都城市出身。
1987年 自治医科大学卒業。宮崎県の僻地医療に従事しながら、県立宮崎病院と自治医科大学附属さいたま医療センターで外科の修練を積む。
1997年より、救急振興財団救急救命東京研修所教授、国立がん研究センター研究所研究員。
1999年以降、自治医科大学附属さいたま医療センター、ゆきぐに大和総合病院を経て東埼玉総合病院にて外科臨床に従事。
2008年より、在宅医療を経験後、八潮中央総合病院にて緩和ケアに従事。
2015年4月より現職。
- 趣味
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居合道。写真。
緩和ケア科医長和田 将栄(わだ まさはる)
- 2004年 埼玉医科大学卒業
- 緩和医療学会認定医(指導者講習修了)
- 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了
- 日本外科学会認定医
癌と診断された患者様の想いとそのお命に寄り添うことを信念としています。
癌による苦痛から少しでも解放され、一日で長く穏やかに、その人がその人らしく過ごせるように尽力致します。
緩和ケア病棟のご紹介
当院緩和ケア病棟の基本理念
私たちは、患者さんとご家族の思いに寄り添い苦痛を緩和しながら、最後までその人らしく尊厳をもって生き抜くことができるようにスタッフ全員で援助します。
当院緩和ケア病棟の特徴
- からだとこころの苦痛緩和に力を注ぎます。
- 苦痛を伴う検査や処置を少なくしています。
- 患者さんや家族がくつろげるよう工夫しています。
- 面会は24時間いつでも可能です。
- ペットの面会も可能です。
- 自宅で過ごす方も安心して暮らせるよう応援します。
- 緩和ケア外来と緩和ケア病棟は一体です。
- 地域の医療機関と緊密に連携をとっています。
病棟の様子
緩和ケア病棟は全室個室の14床です。病棟に入ると季節の飾り物が患者さんをお出迎えしてくれます。
廊下は広く設計しています。温かみを感じられるよう、照明や壁紙にも工夫しました。WiFiも完備しています。
季節を感じられるよう、病棟の飾りつけを毎月変更しています。
家族控室は8畳ほどの広さで、一家族予約制でご利用になれます。
有料個室は、テレビが壁掛けになっていること、空気清浄機の設置、アメニティの充実が特徴です。
無料部屋のテレビは、カード購入型になっています。冷蔵庫も完備しています。
入浴設備は病棟に機械浴とジャグジーが完備しています。患者さんの体調などを考慮して、どちらのタイプで入浴するか選択できます。
談話室は広く設計し、ピアノも設置しています。
キッチンはIH型でどなたでもご利用できます。調理器具は持参していただいております。
夏祭りやクリスマスなど、病棟内でイベントを定期的に行っています。屋上にもベッドで移動でき、晴れた日には日光浴をしながら富士山やスカイツリーなどを眺めることもできます。
外来受診をご希望の場合
入院、転院をご希望の場合
お問い合わせ先
- 【医療法人社団協友会 吉川中央総合病院】
- 〒342-0056 埼玉県吉川市平沼111番地
- TEL:048-982-8311(代)
- FAX:048-982-8315(直通)
- 患者家族支援課 担当 吉田